栃木県真岡市の
動物病院です
駐車場 8台
TEL 0285-81-7823
〒321-4364
栃木県真岡市
長田五丁目18番地21
※狂犬病予防接種は現金のみとなります。
詳しいご案内はこちら
詳しい地図はこちら
当病院はアルソック様のセキュリティシステムを導入しています。
保護動物譲渡支援サイトです
各オンラインストアのご利用には登録が必要です。
アンチノールの購入はこちら
ロイヤルカナンDライン製品はこちら
ピュリナプロプラン製品はこちら
当院では、特に交配させるご予定が無ければ、下記の理由から不妊手術(去勢、避妊)をお勧めしています。
麻酔前の検査として最低限の血液検査をさせていただきます。高齢の場合、レントゲン検査など追加の検査も必要になることがあります。
また手術以前に、ワクチン接種、ノミ、マダニの予防をお勧めしています。手術前の検査で他の疾患が認められた場合、治療が優先になることもあります。
<不妊手術のメリットについて>
●主に生殖器に関連した疾患の予防
【♀女の子の場合】
子宮疾患、卵巣疾患、乳腺疾患の予防ができます。
特に乳腺腫瘍の発生が避妊手術の時期によって影響を受けることが報告されています。犬の場合に2回目の発情前まで、猫の場合、12ヶ月齢までに手術を行うことで、乳腺腫瘍の発生率は有意に下がります。
また、高齢になると、特に犬で子宮蓄膿症という病気が多くなります。子宮蓄膿症は命に関わることがある病気です。子宮蓄膿症の場合、一般的な治療は手術になります。卵巣、子宮の摘出になりますので、避妊手術と内容は同じになりますが、体調の悪い状態での麻酔となり、膿の貯まった子宮を摘出しますので、麻酔手術のリスクは高くなります。不妊手術で子宮、卵巣を摘出しておくことでこの病気は予防できます。
【♂男の子の場合】
精巣疾患、前立腺肥大(犬)、会陰ヘルニア(犬)、肛門周囲腺腫(犬)などの疾患の予防ができます。
●性ホルモンに関連した問題行動の抑制
尿マーキング、発情行動(放浪、鳴き声など)、攻撃行動などの問題行動を100%ではありませんが、ほぼ抑制できます。
●望まない妊娠の予防
特に外に出る猫ちゃんの場合、去勢していない雄猫が雌猫を妊娠させて回る可能性があります。望まれない妊娠を防ぐことは大切なことです。
●動物の精神的な安定
発情行動に伴うストレスがなくなることでで精神的にも落ちついて過ごせるようになります。
<不妊手術のデメリットについて>
●全身麻酔のリスク
手術に伴い、全身麻酔を行うことになります。人間の麻酔でもそうですが、どんなに健康な動物に麻酔をかける場合でも、麻酔のリスクは0ではありません。このリスクをご理解いただいた上で手術をさせていただくことになります。当院では、手術前の検査、その検査結果に応じた麻酔方法の選択、麻酔手術時のモニタリング、調節呼吸による維持などでリスクを回避するよう努めています。ご不明な点はご相談ください。
●手術後の肥満
手術後にホルモンバランスの変化から食欲が増進すること、動物に必要なカロリーの量が減ること、縄張り意識などがなくなることで運動量が低下し消費カロリーが減ることから、肥満になりやすいことが知られています。これを防ぐためには食事の管理が重要になります。個体差がありますが与える量を今までの量から10〜20%減量するか、あるいは不妊手術後専用のカロリーを抑えたフードを与えることで防ぐことができます。
その他、ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
【女の子(猫)の不妊手術後の外観】
2-3針程度の切開になります。
犬は体格によります。
真岡市内にお住まいの方に関しましては、犬猫の女の子の避妊手術のみ市から補助を受けられます。詳しい条件などは真岡市のWebページをご覧ください。また芳賀郡内であれば同様に各自治体の定めた補助金の手続きが可能です。各自治体により補助内容は変わりますので各市町のWebページなどでご確認ください。
また上三川町でも平成30年4月より不妊手術の補助が開始されました。上三川町のWebページにてご確認ください。